エンジン+ミッション+ファイナル等をOHしていますから全て「ナラシ」が必要となりますので当初は4000RPM以上は廻せません。となるとナラシ完了後にキャブセッティングを最初からやり直ししなければならない訳でして・・・・ちと面倒です。
DELLORTOならある程度のセッティングデーターがありますので、ナラシ終了まではDELLORTOにします。と言っても手元にある中古1100Sport Carb用PHM40です。まずはバラバラにしてお掃除です。
本体やJet類は超音波洗浄機で隅々までクリーニング、これが結構効果があります。でも錆びたボルト&ナット類は無理かな?汚いものを再使用したくありませんので手持ちのストック部品を使って組み立てます。
クランク角度はご存じの通り270度、カムシャフトデュレーションやリフト量、排気量、圧縮比等々、セッティングに対する要素は色々とあります。ちなみに今回使用するカムシャフトのリフト量は11.7mmです。LMⅢオリジナルだと9.8mmですので1.9mmリフト量が多いハイカムです。もう一台の1000Sを基本としたセッティングでスタートします。AB267は存在しないのでAB266をリーマー加工してサイズアップしました。最終的にはA/Fで確認する事になりますけれど・・・・・・
組みあがったDELLORTOです。ファンネルはマロッシPHM用ネット付にラバーキャップで埃は入らないように
スロットルケーブルの製作です。今回使用するスロットルホルダーの巻き取りに合わせます。開度は約90度ですので使い易いと思っていますけれど
完成後、ナラシが終わってから装着するキャブレターを決めようかと思っています。
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