2012年2月29日水曜日

メーター関係・・・・・PARTⅡ

GARUDAさんから購入したアルミパネルですが、916ヘッドライトケースに合わせてみると・・・・・スペンサーを入れないと干渉してしまってダメです。面倒だな


振動を考慮するとアルミスペンサーより防振ラバーの方がいいかなって思って購入しました。


ヘッドライトケースに取り付けるとこんな感じです。大丈夫かな??


インジケーターは916用を使う事に・・・・・赤丸部分だけを流用します。


メーターケースから必要な部分だけをギコギコ・・・・・・割らないように慎重に作業進行!


インジケーター球のホルダーは見事にLMⅠ用がピッタンコ ♪


イメージに近くなってきました。インジケーターパネルはマジックテープか両面テープで固定しようかな??


おじさんが乗るのには勿体無い??まだ満足出来ないのでした(笑)

2012年2月25日土曜日

キャブレター・・・・・・

FCRにする?それともTMR?でも捨てがたいDELLORTO・・・キャブレターは色々と選択肢がありますし、それぞれが持つ特徴も捨てがたいね!
エンジン+ミッション+ファイナル等をOHしていますから全て「ナラシ」が必要となりますので当初は4000RPM以上は廻せません。となるとナラシ完了後にキャブセッティングを最初からやり直ししなければならない訳でして・・・・ちと面倒です。
DELLORTOならある程度のセッティングデーターがありますので、ナラシ終了まではDELLORTOにします。と言っても手元にある中古1100Sport Carb用PHM40です。まずはバラバラにしてお掃除です。


本体やJet類は超音波洗浄機で隅々までクリーニング、これが結構効果があります。でも錆びたボルト&ナット類は無理かな?汚いものを再使用したくありませんので手持ちのストック部品を使って組み立てます。


クランク角度はご存じの通り270度、カムシャフトデュレーションやリフト量、排気量、圧縮比等々、セッティングに対する要素は色々とあります。ちなみに今回使用するカムシャフトのリフト量は11.7mmです。LMⅢオリジナルだと9.8mmですので1.9mmリフト量が多いハイカムです。もう一台の1000Sを基本としたセッティングでスタートします。AB267は存在しないのでAB266をリーマー加工してサイズアップしました。最終的にはA/Fで確認する事になりますけれど・・・・・・

組みあがったDELLORTOです。ファンネルはマロッシPHM用ネット付にラバーキャップで埃は入らないように

スロットルケーブルの製作です。今回使用するスロットルホルダーの巻き取りに合わせます。開度は約90度ですので使い易いと思っていますけれど


 完成後、ナラシが終わってから装着するキャブレターを決めようかと思っています。


2012年2月21日火曜日

外装・・・・・・(フューエルタンク編) PARTⅢ

TZアルミタンクを持ち込んでから2年程経過しております。

決して納期は口に出せないお師匠:本業があるから暇の時に作業するから納期は文句いうなよ!)と約束していますから・・・私は辛抱強いのでしょうか?

TZのタンク形状は影も形もなくなっていました。ネック部分とシートカウル部分にアルミ板が溶接取付けられて延長されています。画像で解るかな??


TZのガソリン給油口の位置がかなり違った位置になっています。この作業は手でコツコツと叩き出して行っていますので大変な労力ですね。


まだタンクキャップやネック廻りとタンク底は全く手が付けられていません。取り敢えず「形」が優先です。

ハンドルを左右にフルロックした際にフォークとトップブリッジがタンクに当たらないようにしなければと・・・・言っています。どうするの???


これからどうようになっていくのでしょうか?????愉しみですけれど

アルミタンクのタンクキャップはTZRタンクに取り付けられていた「NEWTON」タンクキャップを付けます。中古品ですが勿体ないので


NEWTONを取り付けるとエァーベントが必要ですのでエァーベントも・・・・・見える部分はブルーアルマイト仕上げです。


アルミタンクは細身で作りますので、タンク底のセンター部分に1個だけガソリンコックを装着したいので、ガソリン流量が多くないと左右キャブレターにガソリン供給不足かな?と思ってPINGELのデュアルアウト・リザーブ付をチョイス(ちと贅沢)ついてにアルミ製ガスタンクバングを溶接を付けて戴くとPINGELが簡単に取り付けれる筈ですからね


これからも難題が色々とありまして・・・・・・わがままが多いのでしかたないね(笑)

2012年2月19日日曜日

メーター関係

ライダーに色々と情報を与えてくれるメーター関係は、いつも視野に入る大事な部分です。916カウル+ヘッドライト等を流用する訳ですので簡単に装着出来るのは916のメーターパネルと思い中古品を入手しました。


入手してから気がついたのですが916系のスピード&タコメーター径は85Φ 水温計は58Φとなっており、社外品の殆どが80Φと52Φが殆どですのでちょっとなぁ~既にSTACK ST500とVegliaの油温計は入手済ですから・・・・・


GARUDAさんに確かCMコンポジットのドライカーボン製のメーターパネルコルサがあったよね?購入しなければ・・・・・・・


ついでにアルミパネルも購入させて戴きました。これで取付けれるかな??


ここでメーター径で問題発生です。Ducati純正メーター径を基準に製作されているのでCMコンポジットの穴径がSTACK80ΦとVeglia52Φよりデカイ!!解決策としてアルミ削り出しでリングスペンサーを製作すれば大丈夫という事でS製作所さんにお願いして完成後にブルーアルマイトで仕上げました♪


組み合わせてみると・・・・・・・いい感じです。とても満足しています♪


 インジケーターランプはどうするか?もっと工夫したいなぁ~~

2012年2月18日土曜日

エンジン・・・・・・・

エンジンはLMⅢですから型式「VF」となりますね。まずバラバラにしてクランクケース・左右シリンダーヘッド・タイミングカバー・シリンダーをミッションケース同様にウェットブラストで仕上げました。隅々まで汚れが落ちるので綺麗になりました。マスキングは面倒です。。


シリンダーボァ径は92Φ Gilardoniが欲しかったけれど92Φとか90Φは既に廃盤ですから純正部品流用です。1000SにはGilardoni 92Φが入っているだけに残念です。
ヘッドはこんなに綺麗になりましたよ。カーボンは何処に行ったのでしょうか?あとツインプラグ化が待っています。


ウェットブラストは優秀ですがアルミ地肌にすぐに白粉が吹いてしまうので手入れを施して置きます。

エンジンの中身はこんな部品を取り付けてやろうって思いますが・・・・・・


カムシャフトはMegacycle=Morris RR3 コンロッドはCarrillo レーシングハイカムを取り付けるには、オーバラップ時のクリアランス調整やピストンやバルブスプリング等色々と手をいれないと使い物にはなりません。1000SにはMorris 382が入っていますし、黄金虫にはMorris SSです。カムの性格の違いは直ぐに体感出来る程の愉しさがありますよ ♪ 今回は未体験のMorris RR3を選択した訳です。Carrilloはかなり軽量ですので重量バランス取りが必要となります。加工作業は私の能力ではハッキリ言って無理です。・・・・・・・スペシャルな方へご依頼させて戴きました。

上の画像の軽量フライホイールRAMですが、1000Sに装着していたトランスコンチネンタルフライホイールの摩耗が著しくて・・・・トランスコンチネンタルはこのような形状です。ちと汚れておりますが。。。。。Guzziの社外品では一番軽いフライホイールだと思います。


と言う訳でRAMは1000Sへ移植してしまったので候補として1100Sport Carb用を流用しようかと思って重量計測です。850/1000用ですと約8kgです。


1100Sport Carb用は約5.5kgですから-2.5kg 約32%軽量化となります。


850/1000用と違ってクラッチスプリングが10本と強化されていますし、RAM等のダイヤフラム式でシングルディスクと比較すればツインディスクですので耐久性がを期待しちゃいますね!其の他ヘリカルギァトレイン装着、ひょっとしてOILクーラーの装着も考えていますのでOIL吐出量を考慮するとOILポンプは850/1000用だと吐出量が少ないので1100用のOILポンプの方が断然吐出量が多いので交換しちゃいます。

色々と考えている時が一番愉しいね ♪

2012年2月17日金曜日

ミッションギァ比・・・・・・・

ミッションギァ比についてゴソゴソとマニュアルを探していましたら、LM1マニュアルに当時のパフォーマンスキットが掲載されており、その中にクロスミッションが掲載されていました。イタリア語はさっぱり解りませんが・・・・・・面白い資料としてA-KITとB-KITに4種類のファイナルギァ比を組み込んだ場合の数値があり、これは役に立つ資料です♪
 ちょっと画像が小さくて見難いです。ご勘弁願いますm(__)m 

ファイナルギァ8/33で5速 7500RPMで208.76kmとなっていますのでトップスピードとしては寂しいけれど、私のクロスはB-KIT仕様に5速ギァはもう少しギァ比が高いDaytona用でドック加工済となっていますし、ポーティング加工を施したシリンダーヘッドはピークが8300RPMですのでもう少し上が稼げそうな気がしますので、クロスミッション+ファイナルギァ8/33でも、「なんだかいけそうな気がする~~」ちょっと旧すぎる芸人の発言ですが・・・・もし高速域が気に入らなかったら1100Sport Carb用のミッションに交換、中低速時が寂しいと感じればファイナルギァ比7/33に交換すれば解決するのです。ちょっと面倒だけどね。。。。。

もう一台の愛車1000SはクロスミッションB-KIT Daytona用5速ギァ+ファイナルギァ7/33になっています。二台とも同じセッティングではちょっとねぇ~違っている方が楽しめそうかも・・・・と言う事で、クロスミッションB-KIT Daytona用5速ギァ + ファイナルギァ8/33」 でスタートします♪

2012年2月15日水曜日

ミッション・・・・・・どうしようかな~~迷うな

取り敢えずバラバラにしたミッションケースをウェットブラストで仕上げました♪ 手元にはサンドブラスターはあるのですが一度はウェットブラストで仕上げてみたかったのですよ!ミッションケースとカバーはちょっと穴あけしてありますけれどLMⅢ用です。結構汚れますね~これでも洗い油で汚れを落としていますけれど


ウェットブラストで仕上がったケース類です。ついでにインテークマニフォールドもウェットブラストしてしまいました♪ ピカピカですねぇ~~


中古1100Sport Carb用のミッションASSYが手持ちでありますので、OHついでにギァ等の中身一式をLMⅢミッションケースに組み込みます。というのは1100Sport Carb用ミッションカバー形状が異なる事から。。。つまり1100Sport用ではLM系に適さないという訳です。

1100Sport Carbのミッションギァ比は2.3.4.5速がクロスされており、ドックが三爪となっていて今回使用するファイナルギァ比と合うのではという思いと高速でのドギュ~~ンと伸びていく体感が好きですから・・・・でも難点もあって1100Sport Carbに乗った事がある方なら解ると思いますが、低速で2速3速あたりでガコガコと来るんですよねぇ~あれは嫌い・・・リホイールダンパーが備わってない事からミッション内部の(P/N30211560)がLM系と比較して硬いスプリングレートに変更されている事がもしかしたら要因かも?思ったりしています。

今回の組み込んだミッション以外に、もう一基LM系クロスミッションASSY(Bキット+Daytona5速+ドック加工済)を持っています。どちらを選択するか?もう一度ギァ比を比較してみてから結論を出そうかなって・・・・・・もう少し悩んでみようと思っています。

2012年2月12日日曜日

ファイナル&ロッカーカバー

タンク加工に時間が掛りますので、その間にファイナルとロッカーカバーのお化粧です。

Guzziのファイナルはリアホイールハブ中心部直径を計算してフィンがついています。今回使用するダイマグリアホイールにはハブダンパーが備わっていませんので中心部がその分細くなっていますので、ファイナルのフィンが突き出す形状となってカッコ悪い・・・・・まずファイナル分解して形状確認です。


フムフム・・・・・この部分をラインに沿って切断すればいいかな??という感じで切ってしまいました。


今度はロッカーカバーです。V7Sport~LM2まではロッカーカバーからブリーザーホースが備わっていていますがLMⅢからはなくなっています。理由は解りませんけれどもう一台の愛車1000Sはロッカーカバーにパイプを取り付けてブリーザーホースを取り付けています。



効果はと言われれば?という事にしますが・・・・ENGはフルチューンにしますので、経験上で同じ仕様にした方がいいのではという事でパイプよりEARL'Sのウエルドユニオンの方がお洒落かな?サイズは#6で


ファイナルとロッカーカバーは好みになりましたが、ホイールカラーがブルーなのにファイナルがアルミ地肌だとちょっと面白くないでしょ??パウダーコーティングでホイールと同じカラーに仕上げて、ロッカーカバーにはホワイトラインを入れてワンポイント処理をしました。結構派手なカラーリングとなってしまいましたが中年オッサンは派手が大事ですから


さて、分解したファイナルのギァ比をどうするか?
現在入手可能なギァ比です。

6/32 5.333   Calif.3  
7/32 4.571   ????
7/33 4.714 LM1.2.3 etc
8/33 4.125 1100Sport etc
8/35 4.375   V7Sport etc
8/37 4.625   V7Special etc
9/34 3.777 1000IC etc

6/32と9/34はカップリングのスプラインが異なる為使用不可です。私の愛車1000Sは7/33でもう一台のLMⅢは8/35となっていますので同じギァ比では面白くないでしょ?となると低いギァ比で加速良くするか?それとも高速での伸びを期待しちゃう?今回は8/33で決定です。吉と出るか凶と出るか?どうなる事でしょうか???ミッションギァ比との計算やENGのトルクによっても違いが表れる筈でから・・・・・・

2012年2月10日金曜日

外装・・・・・・(フューエルタンク編) PARTⅡ

お師匠さんとのタンクの相談内容はこんな感じでした。

私:TZRのタンクをコンバートしていたいけれど・・・どう?

お師匠:こりゃ~鉄だなぁ~出来ない事はないけれど、結構重くなるぞ!

私:重いのは嫌だなぁ~ いい方法は?

お師匠:重いのが嫌ならアルミタンクを持って来いよ!

私:アルミタンクねぇ~TZでもRSでもどちらでもいいか?

お師匠:どちらでもいいがサイズ的に250ccがいいねぇ~

私:探してくるよ!

お師匠:本業があるから暇の時に作業するから納期は文句いうなよ!

私:そりゃ~無理言って作業して貰うので大丈夫・大丈夫

加工ベースをヤフオク徘徊して、TZ250用アルミタンクをGET ♪


でもタンク裏面形状が・・・・・・凸凹・・・・・・


お師匠さん曰く、裏面を見て一度切って直したなぁ~ まぁ~切り取るから問題なし!裏面を切断しておくから、ベースとなるフレームにカウルとシングルシートを取り付けた状態にして持って来てくれよ。

そんな訳で持ち込んで、TZタンクを載せてみると・・・・こんな感じでした。まぁ~タンクの長さはいいけれどねぇ~ ハンドルをフルロック状態にすると倒立は太いからタンクと当たるなぁ~当たらないようにするとハンドル切れ角が少なくて使い物にならないぞ!!


私:タンクの前部とステムの間の間隔が空いていてカッコ悪いでしょ?

お師匠:ちょっと見れたものではないな!!形を変えるか?

私:お好きにどうぞ!!

と言う訳で「お任せ」という事になってしまった訳でして・・・・・・・

お師匠さんは、第一回日本グランプリで400cc以下のツーリングカーレースで優勝したスズキのワークスレーサー「スズライト」に携わっていた方でしてゴットハンド的な加工技術を持っていますので逆らう事は出来ません (笑)

2012年2月9日木曜日

外装・・・・・・(フューエルタンク編)

フューエルタンクってオートバイで一番気になる部分です。FBさんとトガシさんのコラボでHUGE&TINY1994に福田照男さんが駆って活躍したMAGNI RACERがカッコ良くてねぇ~ ちなみにこの車両に装着しているエキゾースト一式は手元にありますよ!爆音仕様ですが吹き上がりはサイコーです。もちろん今回のLMⅢに装着予定です。


実車見て確認した事もあったなぁ~ タンクはYAMAHA TZRだと判断しましたけれど、そのままではなく色々と弄ってある事は当然ですけれど・・・・


愛媛の阿部さんもTZのタンクを流用していたし・・・・・取り敢えずTZRのタンクをLMⅢに載せてみたらこんな感じでした。


タンク前部とネックとの間の隙間が多くて、レーサーならいいけれどちょっと問題かな?だってカッコ悪いんだもん


フレームに対してタンク後部の巾が少なすぎるし・・・・購入したシングルシートとの兼ね合いもあるし・・・どちらにしてもこのままでは使える代物ではないですよねぇ~ 無償で戴いたTZRのタンクですがちょっと加工して使うのはベースとして大丈夫??ニュートンタンクキャップだけは勿体ないけれど

と言う訳でゴットハンドのお師匠様に早速良い知恵を戴きに相談をしてきました。その結果は・・・・・・とても長い道のりとなった訳で御座います。

2012年2月7日火曜日

外装・・・・・・(フロントカウル編) 完結♪

フロントウインカーはどうしようかなって色々と迷って、以前購入したFAR製ウインカー内臓ミラーがあった事を思い出してガレージから探してきました。よく見ると「なんちゃってカーボン」ですねぇ~カーボン柄のプリントを貼っただけと言う感じで安っぽいけれど・・・・

ネットで検索するとLED内臓の916用の素敵なミラーがあるんですねぇ~ちょっと高額ですけれど。。。。まぁ~1回も使ってなくてガレージの肥やしにしてしまう方がもっと勿体ないし今回はこのまま使う事にします。



DUCATI916純正ミラーも同じFAR製ですから取付は問題ありませんがウインカーの配線用の穴をカウルに開ける必要がありますのでミラー裏面GSKTをカウルに位置決めにて穴あけ位置を決めます。この位置なら916純正ミラーに戻しても穴は隠れます。


マーキングが決まったらドリルで穴あけです。カウル材質はPPかな?簡単です。


ミラーを仮付してみました。気に入らないのはミラー角度調整が出来ない構造です。トホホホ


カウル裏面からはこんな感じで配線が出る事になります。


取り敢えずカウル関係の私の作業は終了かな?あとペインターさんと相談してアンダーカウルとの接続部修正とカウル下部の長さ調整が残っています。ペインターさん曰く下手に切断してしまうと面倒だから・・・・・・というご意見に逆らえずお任せとさせて戴く事になっています。