2012年7月28日土曜日

輸入新規車検取得出来ました ♪

日本基準に合わせる為の整備しました。というか部品交換ですね。ヘッドライトは左側通行用という訳で光量があるCIBIEに・・・・ただ問題があって純正品よりヘッドライト本体の厚みがあるのでヒューズに当たってしまってヒューズが外れる恐れがありますので対策が必要かな?ヘッドライトの調整は上下及び左右調整はヘッドライトを取り付けているボルトを緩めての作業ですのでちょっと面倒です。

V7SPECIALはフロントブレーキS/Wが付いていませんが日本の基準では製造年式1972年だとフロントブレーキS/Wが必要となります。ブレーキケーブルの途中にS/WがついたものはAmbasssadorには見受けられますが、欧州仕様にはないのでマイクロS/Wをブレーキレバー部の取り付けて対応です。


あと左右バックミラーを取り付ければ完了です。それとスピードメーターがどうしても気になってしかたありません。と言うのはガラスが内部で曇っているのです。画像で解りますか?タコメーターとの違いが・・・・・


マイルメーターではないので内部ギァ交換は不要ですが、お掃除+OH依頼して完成したら綺麗になってしまいました。内部メタルが逝っていたそうです。ついでにオドメーター(走行距離)は0kmに・・・・・2km走った訳でなくテストを行ったお蔭です。


中部検査部の方から「並行輸入自動車届書の申請許可がおりました。」という連絡がありましたので早速車検を・・・・・・・・・問題なく取得出来ました。当たり前ですが(笑


新しい車検証って色が変わったのね?いつから??? 今回も車体番号も原動機型式も職権打刻ではなく、オリジナルナンバーのまま登録完了です。新規車検ですから3年車検となり、つまり新車と同じです。いつも恩典と思ってラッキーと解釈してますけれど・・・・・・中古車新規輸入ですからちょっと不思議に思っているのは私だけ??
V7SPECIALはこれで終わりません。もう少し自分好みにしようと算段中ですが、ナンバーを戴いたのですから晴れて公道で乗って愉しむ事が出来るようになったけれどこの暑さではちょっと乗る気になれないのが本音です。

2012年7月26日木曜日

無事に日本へ到着しております。

発注したのが5月上旬で欧州を出航が5/25・・・・シンガポール・台湾・中国と寄港して日本へ到着したのが7/1・・・・約35日間の船旅です。到着した翌日には手元に届きました。


程度良好!メインスイッチON・セル一発で始動してアイドリングします。いいねぇ~
フレームNo.とエンジンNo.もタイトル通りです。このまま直ぐに走りたいけれど輸入新規車検を取得しなければなりません。欧州で走っていたからといっても日本の基準に合わせて整備をしなければナンバーを戴く事は出来ません。

ドイツは右側通行用ヘッドライトを左側通行用で尚且つ光量が適正なタイプに
V7SPECIALにはフロントブレーキのS/Wが付いていないので新たにS/Wが必要
それと左右のバックミラー装着もかな?其の他色々とありますけれど・・・

並行輸入自動車届書という申請書も作成しなければ・・・・・申請書提出後、2週間で許可が出ます。これは地方によって日数が異なりますが法律では2週間以内と決まっています。

許可が出るまでの2週間の間に整備をしてしまいましょう♪

2012年7月22日日曜日

ナラシ中の出来事・・・・・

ナラシをしているLMⅢの出来事を振り返りますと、組み込んだシリンダー&ピストンは1100Sport用92Φです。LMⅢは78mmクランクですので1100Sport用ですと1mmシリンダーが長くなる訳で本来ならシリンダーを1mm短く削って長さ調整するのですが今回はベースとヘッドGSKTで調整しました。シリンダーを削るとコンロッドとクランクとスカート部の干渉も懸念も考えてです。数値的にいうと純正GSKTはヘッド1.2mm+ベース0.7mm=1.9mmですが、調整用GSKTはヘッド0.35mm+ベース0.35mm=0.7mmという事は、純正GSKTより1.2mm薄くなりシリンダーを削らなくてもいけます。ヘッドGSKT厚みは計算から本来外してもいいのですが圧縮比の兼ね合いもありますのであえて計算した訳です。スキッシュエリアは確保出来て尚且つ圧縮比も10.6:1以上は確保出来ますのでいいねぇ~

ナラシ中に左側ベースよりOILリークが??えぇ!!と思って外してみると一部ベースGSKTが効いていない部分が??でも右側は問題なし。。。

点検するとLMⅢクランクケースのベース部分の鋳型が違うのです?結論は純正ベースGSKT交換で直りましたが、GSKTが厚くなったので圧縮比も下がってしまいました・・・・と言っても使用する前のベースGSKTは0.7mmですが規程トルクで締め付けると0.4mmまで薄くなりますから結局0.05mm厚くなった訳ですから影響ない範疇ですけれどね。


交換したGSKT・・・勿体無いなぁ~まさかクランクケース鋳型が左右で違うとは想定外でしたねぇ~


動きが怪しかったSTACKですが、DYNAとの相性ではなかった訳でして修理に出した結論は結局メーター裏面の8ピンカプラー内の基盤のハンダが剥がれかかっていたそうで・・・後日車体に取り付けてチェックします。完璧だと嬉しいなぁ~~

充電系もアイドリング時で13.6V発電しますのでOK!! ナラシ中ですのでキャブセッティングは濃い目にしてあります。500km走行したらOIL&フィルター交換してリミット5000RPMにしますが猛暑が続く毎日だと乗る気にならないのが正直な気持ちです。

70S&80Sにはお披露目出来るでしょうか??

2012年7月14日土曜日

V7SPECIAL

新しくV7SPECIALを愛車にしました。1000SとLMⅢ(2台)の合計3台のMoto Guzziを現在所有していますが、どれもフルチューンのカスタムばかり・・・・・のんびりとしたツーリングを愉しみたくなってきた年齢でしょうか?LOOPは今までにV7 700を2台・アンバサダーが1台・850GT CALIF.が1台・・・合計4台所有(手放しましたけれど)V7SPECIALだけが所有したことがなかったという事もあります。

出会いはドイツからのメールでした。フルレストアされたV7SPECIAL購入しないか?
まぁ~この手のメールは沢山あるけれど、取り敢えず画像を送って戴きました。
完璧なオリジナルではないですが程度良好かな?ついでにレストア時の画像も届きました。
SHOPでのレストア風景です。店内はゴチャゴチャしていますが綺麗な仕事をしているかな?
シリンダーはジラドーニ(ニカジルメッキ)ですね。これは安心出来ますよ!
結構なお値段でしたが購入してしまいました。。。。。安価な車両はガタガタであとから整備が必要となって結局高くなってしまったなんて良く聞く話です。外見が綺麗でも素性がハッキリした車両を購入しないとね!見極めが大切です。私の場合は欧州で車両を求める場合は、現地友人であるGuzzi専門の方に依頼をして車両のコンディションをチェックして戴いてから購入しますし、もし車両に不具合があれば修理してから輸出して戴きますのでハズレはありません。

輸入前に現地タイトルコピーを陸事に提出して相談してから輸入していますので、過去に職権打刻等での登録した車両はたった一台だけ・・・USAからのアンバサダーだったかな?USAから輸入された車両は私は好きではありません。インチボルト&ナットを平気で使っていたりしています。そうなるとヘリサートです。あぁ~面倒・・・・欧州とは違って嫌な問題が多かった経験がありますので・・・・正直言って手を出したくありません。

日本へ届くのは約2か月の日数が必要です。到着が愉しみでしたねえ~