2010年4月30日金曜日

ユニバーサルジョイント

JZRはミッション側とスイングアーム側にLM系のユニバーサルジョイントが装着されてドライブシャフトで繋がっています。スイングアームが上下に動く場合はダブルジョイントは正解だと思いますが、ミッションとドライブシャフトをただ直線的に繋ぐだけならシングルジョイントが正解です。

と言うのは、ドライブシャフトがベアリングでサポートされているにも関わらず振れています。芯出しされたドライブシャフトでも遠心力の影響で振れて当たり前だと思います。

手元にある「1100Sport Carb」用のフロント側のシングルユニバーサルジョイントとLM系のものとサイズを比べて見ると、1100Sport用・長さ117.2mm・対角直径60.0mmに対してLM系・長さ119.1mm・対角直径58.2mmです。対角直径はJZR側の調整でOK!長さは1100Sportのミッションアウトプットに入るスペンサーを入れると同じ長さとなります。

画像の左=装着されていたもの、中=新品LM系、右=新品1100Sport Carb



1100SportとLM系とのミッションカバー形状が異なりますが、ユニバーサル取付方向を逆にすれば干渉の問題ありません。




ミッションをJZRに取付けて仮組みです。
リアホイールを上げて駆動系を廻して見ると問題ない状態です。



これで「振れ」がなくなると嬉しいのですが、実際に走行してからの判断となりますが
期待しているのが本心です(笑


2010年4月27日火曜日

オールペイントだぁ~ 完結編

小物類の塗装完了♪ これで組立作業に没頭出来ます。
G/W中にはENGまで搭載出来ればいいのですが・・・・・・・・

















バックミラーステーとヘッドライトの部品の再メッキが出来上がって新品同様です。

フューエルタンクに燃料残量計を付けようとしたのですがGSKTがボロボロ
CR系ラバー板を買ってきて新しくGSKTを作って交換です。

今まで取付けられていた部品を出来る限り再利用してJZR君をレストアしていますが弄られた箇所が何故?という事があまりにも多くて悩んでいますが逆に愉しみかな?

2010年4月25日日曜日

オールペイントだぁ~ IV

JZR君のボディーはナイスバディーになって戻って来ました♪
板金&穴埋めも完璧に直っています。


普段は見えない角フレームも隅々まで綺麗になりました。



コックピット内もご覧の通りです。



早速ボンネットにスクリーン&ルームミラーを取付ます。
「モーガン」エンブレムはそのままです。
車名を説明するのが面倒ですからエンブレムを見て勝手にモーガンと思って下さい(笑



残りの小物類は明日引き取ってから組立作業の開始ですね!
この状態でいくら近所といえども、ヨイショ・ヨイショって押して動かすのはちょっと疲れましたねぇ~
今晩のビールはきっと美味しいでしょう ♪


2010年4月24日土曜日

オールペイントだぁ~ Part III

デコボコだったボディー、醜い錆、全て過去のものになって綺麗に変身しました!!手を入れていなかったら錆が進行して腐食していたかもしれません。リアホイールを取付けてガレージへ移動するだけです。

















室内もとっても綺麗です。新しいカーペットに張替えないと折角綺麗にした意味がないですね。
白く写っているのは塵です。エァーガンで飛ばせばなくなります。

















ボンネット&トランクもご覧の通り しっかりとクリアー仕上げ済み!!

ロールバーやシフト関係等の小物類もブリティッシュグリーンにしましたがフューエルタンクだけブラックです。


さぁ~ガレージ内のお掃除をしてJZR君を移動しましょうね ♪

2010年4月22日木曜日

エンジン完成しました ♪

今までJZRに搭載されていたENGから部品移植です。OH済みのミッションインプットシャフトからOIL漏れもなくて安心(当たり前ですけれど)リングギァ&クラッチ盤&プレッシャプレート等を外して新しいENGに取付けます。クラッチ盤&スプリングは前回新品交換済ですので全く磨耗なくそのまま再使用です。

クラッチ関係はこんな感じでした。クラッチ盤センターにあるのはSST!これがないと面倒な作業となりますので整備には必須かな?

続いてOIL SUMPを取付けます。ご覧の通り1100Sport INJ~V11Sport系です。OILクーラー装着出来ますしOIL FilterもSumpを外す事なく交換可能な便利ものです。油温70度でサーモスタットが働いてOILクーラーへOILが廻る設計となっています。ギァトレインはヘリカルタイプを使用しています。

OIL Filterを取付けました。今までのOIL Filterのレンチは八角形でしたが最近のOIL Filterは十四角形に変更済みです。多分OIL Filterを緩める際にナメる事を懸念してだと思いますが・・・・・真相は?

OIL SUMPを取付けて完成です。

















デスビとOIL FEED LINEを取付けて点火タイミングを合わせておきます。最終確認はタイミングライトが必要ですけれど・・・Dyna IIIも移植です。Dynaの信頼性はよく壊れると言いますが、私は今まで壊れた事がなくて・・でもお守りとしてスペアーCoilとモジュールは持って出掛けますけれど

V7 700(1968)のロッカーカバーを取付けて完成です。

今まで積載されていたENGがスペアーとして余ってしまいました。OIL下がりも上がりもなくていいENGでしたけれどね。ガレージの肥やしとなる前に活用して頂ける方がいれば・・・・・・・と思っています。型式VEですけれど

2010年4月21日水曜日

ファイナル&スイングアーム PART II

スイングアームの塗装が出来上がったので、左右のピボットベアリング(グリスアップ済)&OILシール交換しておきます。お手入れを忘れると動きが渋くなってしまいますから・・・・・

















次はファイナルにドライブシャフト&カップリングを取付けてスイングアーム完成させます。
ドライブシャフトとカップリングのセレーションにガタがあれば交換ですが、ドライブシャフト&カップリングが新品ですのでガタありません。セレーション部にはモリブデングリス塗布を忘れずにね!

















JZR君にスイングアームを取付けてみると以前とは違って綺麗になって満足しています。あとはリアホイールを取付ければ移動出来ます♪


リアタイヤはオートバイ用のミシュランが嵌っていますが、接地面積を考えるとクルマ用のタイヤが正解です。色々を探してみたらポテンザ175/55-17がありましたので交換しましたがここで難題発生!!マルケのホイールビート部はクルマ用のビートに適合していなくてエァー漏れが・・・・空気圧を下げると手でタイヤが廻ってしまいます。つまりビートが嵌っていないのです。チューブを入れる?事を考えましたが、ビートが嵌っていなければトラブルが出ますので、しかたなく今までのタイヤに戻し諦めました。悔しいです!!

















でもリアディスク径が320mmとは、笑ってしまいますねぇ~どちらにしても、リアホイールの件は今後の課題ですね。

2010年4月19日月曜日

ファイナル&スイングアーム

JZRからスイングアーム&リアホイールを取り外しました。
MAGNI SFIDA1100用のマルケ(17X5.5J)を流用してあります。 


 スイングアームは、長さを計測するとLM3用を加工しています。
それにしても錆止めカラーはなんともなりません。許せないですよね!!



ドライブシャフトを外してみると、なんだこりゃ~~!!!!

LM1.2用のシャフト加工してスナップリング位置を変更して長さ調整済み
絶対にこのような加工はご法度です。なにを考えていた事やら信じられません。

カップリングやユニバーサルジョイントのセレーション部への接合長さが
短くなり絶対にトラブルがある筈です。オィオィ・・・・・・・恐ろしいです。
ちなみに、画像 ↓ の上が正しい長さのLM3.1000用のドライブシャフト!
下が今まで取付けられていたものです。新品を奢る事にしました。


ファイナルのOILシールやO-ringは手付かずでしたので直ぐに交換です。


色々とバラしてみると、手を入れなくてはならない箇所がありますが
まぁ~それも愉しみと言う事で・・・・・・・・・・

2010年4月14日水曜日

オールペイントだぁ~ Part II

オールペイントで悩むのがボディーカラーですが、イギリスのモータースポーツナショナルカラーと言えばやや暗めの緑。つまりブリティッシュ・グリーンが決まりでしょ?でもブリティッシュ・グリーンと言うのがなかなか難しい色合いでミニ等のアーモンドグリーンとは違うし・・・・・・・と言う訳でトランクフードを持ち込んで塗料屋さんで調色して頂きました。ソリッドのままではなくクリアーを吹いて仕上がり状態での調色です。塗料はROCKペイントのHIROCKです。3K+硬化剤+シンナーで諭吉が約1枚です。安価ですねぇ~



JZR君の方は、こんな感じとなっております。
穴塞ぎは、溶接+ハンダで行なってありますのでまず剥がれるような事はない筈です。




サイドはこんな感じになっています。今まで取り付いていたサイドウインカーは撤去します。



実を言うと、私の家から歩いて1分のところに板金&塗装を行なって戴ける所がありまして、JZR君は画像の状態で押してドック入り!!ラッキー ♪

2010年4月13日火曜日

オールペイントだぁ~ Part I

リア廻りだけを板金屋さんで直すつもりだったのですが一念発起してバラバラにしちゃいました(笑

仕事の合間を見て一人寂しく、コツコツと作業していましたが何とかなりました!!
ロールバーやキャリア等の付属部品の塗装剥離+ブラスト下地作りがありますけれど




リアから見るとまるでカヌーですね!

ボディー関係の板金が終わればスイングアームを外してユニバーサルジョイント・ベアリング・オイルシール類の点検&交換をします。エンジンとミッションはOH済みですのでリア駆動関係は是非とも行なっておきたい部分です。



コックピット内は年季が入っていましてお掃除したら綺麗過ぎてウエスが真っ黒!
メーターパネルと目茶目茶に接続されているハーネスはそのまま・・・・・・・オィオィ




塗装終了したら、ステンレスかアルミ板でメーターパネルを製作してメーター配置変更してからハーネスを作り直す予定です。

2010年4月8日木曜日

ウインカー&テールライトの位置合わせ

ウインカーステー用の穴は上下に2個あるので、上側か?下側か?どちらが似合っているのだろう?と思って位置合わせをしてみました。まずは下側に取付けてみました。



そして上側に取付けて見ると・・・・・・ちょっとカッコ悪いなぁ~~



やっぱり下側にウインカーステーを取付ける方がJZRに似合っていると思いますので下側に決定 ♪

リアテールライトはデザイン的に似合っています。テールライト本体とJZRボディーの間にある丸いラバーはGuzzi(LM1000)のスロットル部に取り付くラバーを流用!!見事にピッタリ決まってラッキーです。



ナンバープレートを合わせてみると・・・・・いい感じだと勝手に思っています(笑



ウインカーステー用の「穴」が上下に開いている事は、ウインカーを取付けても片方の「穴」が開いたまま・・・・・折角気に入ったものを取付けてもJZRのボディーがボコボコだと寂しいなぁ~

2010年4月7日水曜日

ウインカーステー完成 ♪

製作依頼していました「ウインカーステー」が出来上がりました!5000番台のアルミを使用して旋盤+手作業です。溶接ビート部分に手作り感を十分感じさせますね。ビート部分を削ってアルマイト処理すれば見た目はもっと綺麗になりますが、機械で作られた量産のような感じにはしたくないので、そのまま磨いて使用します。



ステーにウインカーを取付けるとこんな感じです。



裏面にカバーを付けて配線部を隠すようにします。配線カバーは布巻きとなっています。
この部分に収縮チューブやプラスチックカバー等使用すると幻滅です(笑



後ろから見ると・・・・いい味わいがありますね。



車体へ取付けて配線をすればOK!今までのハーレー用とは違ったイメージで満足しております。

2010年4月6日火曜日

お安くなった自動車重量税

継続車検の為、キャリアカーに積載した姿です。キャリカーはスライド式ですので乗せる時は自走で、下ろす時はバックギァがないので惰力です。(笑

JZRの車重は500KG未満、今までは2年で¥12600.-だった自動車重量税が今回の減税のお陰で¥10000.-と¥2600.-お徳!!嬉しい事です。排気ガス規制は、JZRは昭和53年規制ですので触媒とキャニスターが完備されていればOKです。昭和53年と言う事は1978年となりますので32才ですが、今回の重量税減税措置の「新車新規登録から18年を経過した自動車を除く」には該当しません。それは車検証記載の初年度登録年月からカウントされるからです。どちらにしてもラッキーな事です。



という訳で無事に継続車検終了♪ これでまた2年愉しめます。