2012年2月18日土曜日

エンジン・・・・・・・

エンジンはLMⅢですから型式「VF」となりますね。まずバラバラにしてクランクケース・左右シリンダーヘッド・タイミングカバー・シリンダーをミッションケース同様にウェットブラストで仕上げました。隅々まで汚れが落ちるので綺麗になりました。マスキングは面倒です。。


シリンダーボァ径は92Φ Gilardoniが欲しかったけれど92Φとか90Φは既に廃盤ですから純正部品流用です。1000SにはGilardoni 92Φが入っているだけに残念です。
ヘッドはこんなに綺麗になりましたよ。カーボンは何処に行ったのでしょうか?あとツインプラグ化が待っています。


ウェットブラストは優秀ですがアルミ地肌にすぐに白粉が吹いてしまうので手入れを施して置きます。

エンジンの中身はこんな部品を取り付けてやろうって思いますが・・・・・・


カムシャフトはMegacycle=Morris RR3 コンロッドはCarrillo レーシングハイカムを取り付けるには、オーバラップ時のクリアランス調整やピストンやバルブスプリング等色々と手をいれないと使い物にはなりません。1000SにはMorris 382が入っていますし、黄金虫にはMorris SSです。カムの性格の違いは直ぐに体感出来る程の愉しさがありますよ ♪ 今回は未体験のMorris RR3を選択した訳です。Carrilloはかなり軽量ですので重量バランス取りが必要となります。加工作業は私の能力ではハッキリ言って無理です。・・・・・・・スペシャルな方へご依頼させて戴きました。

上の画像の軽量フライホイールRAMですが、1000Sに装着していたトランスコンチネンタルフライホイールの摩耗が著しくて・・・・トランスコンチネンタルはこのような形状です。ちと汚れておりますが。。。。。Guzziの社外品では一番軽いフライホイールだと思います。


と言う訳でRAMは1000Sへ移植してしまったので候補として1100Sport Carb用を流用しようかと思って重量計測です。850/1000用ですと約8kgです。


1100Sport Carb用は約5.5kgですから-2.5kg 約32%軽量化となります。


850/1000用と違ってクラッチスプリングが10本と強化されていますし、RAM等のダイヤフラム式でシングルディスクと比較すればツインディスクですので耐久性がを期待しちゃいますね!其の他ヘリカルギァトレイン装着、ひょっとしてOILクーラーの装着も考えていますのでOIL吐出量を考慮するとOILポンプは850/1000用だと吐出量が少ないので1100用のOILポンプの方が断然吐出量が多いので交換しちゃいます。

色々と考えている時が一番愉しいね ♪

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