OH中のエンジンのシリンダーヘッドに取り付くキャブレターですが、当時のGuzzi社設定でいうとVHBT30CD+CSが基本設定です。JZRとかトライキング等に搭載されているラウンドエンジンのベースマシンの殆どが850T3&T3用のエンジンですから、当然下記のキャブレターとなります。
折角、エンジンOHして色々と弄っているのに、今更VHBTというキャブレターを使用する気になりません。
問題はインテークマニフォールドです。VHBT用はご覧の通り「クランプマウント」ですので、他のキャブレター流用というと、ちょっと形状的に問題があってキャブレターの選択肢の幅が狭くなりますが、今回Guzzi用でインテーク径が同じ30mmでラバーマウントタイプのマニフォールドを入手する事が出来ました。
このマニフォールドを使用すればデロルトPHFでもPHMでもOK!!国産で言うとFCRだってTMRだって装着可能となります。但し、シリンダーヘッドに取付けるボルト穴の大きさが6mmですから2mm程の拡大加工とマニフォールド内部径をキャブレター径に合わせる調整が必要ですが・・・・・・・・大した加工ではありませんね!!
安定した吸気系を求めるなら、国産キャブレターを選択した方が賢いかな?
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